泉佐野市の街を照らす『天空の丘発電所 泉南』が始動。

2017年9月29日、大阪府は泉南市にエイワットの新たな太陽光発電所が建設されました。
大阪湾とゲートタワーが望める高台に建設された発電所は、年間で約100世帯分のエネルギーを生み出します。
発電した電気は泉佐野市の新電力会社『泉佐野電力』へ供給し、泉佐野市のまちの電力として使用されます。
スペックは、パワーコンディショナの出力が300kWに対して、パネルの出力は457,92kWです。
パワーコンディショナの能力を効率よく発揮できる様、152%の高過積載に設計しました。
遠隔監視装置はストリング毎を確認するラプラスシステム社製を採用し、さらに、パネル1枚1枚を監視できるTigoエナジー社のマキシマイザーを導入しています。
パネルにかかる影の影響も軽減できるマキシマイザーは、周りを木で囲まれた「天空の丘発電所 泉南」ではとても効果的な役割を果たします。
また、メンテナンス時に、膨大な時間がかかるパネル下の草刈りを効率的に行える様、架台の長さを高くしました。架台の長さを高くすることで、パネル下の草刈りの時間を大幅に短縮し、圧倒的なメンテナンス費の削減を実現します。
さらにクローバーの種を敷地全体に散布し、植生させることで治水効果を上げ、温度の上昇を抑えます。クローバーで温度の上昇を抑えることでパネルの発電効率の向上を図ります。
仕様
・モジュール:YINGLI YL265P-29b
・パワーコンディショナ:デルタ電子 RPI M50A
・受変電設備:河村電機
・架台:安泰ソーラー
・遠隔監視装置:ラプラスシステム/Tigoエナジー